2026

初日の出 家族
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 年が明けた。
飽きもせず、元旦早々に義実家へ行く。これはいつまで続くのか、義両親が生きているうちはずっと続くのか、孫も大きいのだしそろそろ終わりにして欲しいのに、これが最後かもしれないーと逆に訪問が絶対的なものになっている。
受験生の我が子は、散々夫と行く行かないで揉めたものの、最後はガチ切れ。

「だから、受験が終わったら行くから!」

「じいじとばあばは、孫が全員揃って正月を迎えるのが楽しみなんだぞ!」

「あいちゃんとか他にも孫は来るんだからいいじゃん。どうせ私が行ったところで受験の話になるしウザイ。伯母ちゃん達もウザイ。」

 昔は伯母ー特に独身の三女とは仲が良かった子。可愛がって貰っていたし、その頃はまだあいちゃんとも遊んでいた。だがことあるごとに出来の良いあいちゃんと比較され、馬鹿にされ、遊びに行くも常に話題の中心はあいちゃんばかり。祖父母も出来の良い孫自慢ばかりで、子のことは二の次三の次、いよいよ興味も持たなくなった。花子はどうしてるのか?の声掛けすらない。
段々と子は、自分の存在意義を義家族の中に見出せなくなってしまったのだろう。
ほとほとそうした親族の集まりに嫌気が差しているのだ。
ギャル風メイクの子を見て、伯母達から頭が悪そうだからやめなさいと!言われたことも面白くないのだ。何かと清楚系で賢いあいちゃんと比較され、うんざりなのだ。

「ママのところにだって行かないんだからいいでしょう!?」

 この一言が効いた。子からすれば、双方の祖父母宅に行くのが筋だという理屈。それは屁理屈でもなんでもない、正論だ。だからか夫は一瞬怯んだ表情になり、言い返そうとした言葉をぐっと飲み込んだようだった。
今年は、夫婦2人での参加。だが受験生の子を残して遅くまでは可哀想だと夫に告げると、私は少しだけ顔を出したら帰って良いと言われた。
なんなら来なくても良いと言われることを期待していたのだけれど、長男の嫁の義務は、最低限、果たせということだ。



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