ガイダンスから帰宅した子。
玄関まで出て、真っ先に表情を読み取る。
あぁ、大丈夫だ。そう確信。柔らかい。
幼稚園の頃からずっと、小中高、子の友達関係について気を揉んでいた。
小学校の頃までは、母である私のママ友付き合いの影響か、色々と心配のあった子だけれど。
中学からは部活に入り、ようやく子どもだけの付き合いに。根は夫似で社交的なのか、どんどん友達は増え、そのまま高校生活も順調。部活に入らずともうまく交友関係を築いていた。
だが、2年のクラスで失敗。登校を渋り、やはり私の性質をそっくりそのまま引き継いでいるのだと落胆し、心配をしたのだけれど。3年で旧友と同クラスになり復活。紆余曲折はありつつも、トータルでみれば順調な学校生活を送っていた子。それでもやっぱり、ちょっとのきっかけで不安定にもなり得る人間関係にどうしても不安感を拭えずにいた。
「どうだった?誰かと話せた!?」
「あぁ、うん。うちの学科、女子が少なくって。だから割とすぐ固まった。」
学科のカラーだろうか、女子が片手で数える程だったらしい。
なので、教室に入るなりすぐに近くの女子から話し掛けられ、そのまま数人でインスタ交換をしたという。だがその殆どは、違うクラス。私は短大で高校のようにクラスがしっかりめにあったので、4年制というのはこうも違うのかと驚く。ざっくばらんというか、違うクラスなのに同じ教室に集められてだとか、よく分からない。
「あー、つっかれた~。明日もガイダンスだよ。」
数日間、ガイダンスは続くという。山場は履修登録。
すぐに友達という友達は出来ないにしても、顔見知り程度がいれば心強い。
分からないことを気軽に聞ける、インスタ交換が出来ただけでも出だしは好調。
もう大学生なのに、いい加減子離れしなくてはーと心の中で苦笑い。
インスタ交換
娘