イメチェン後の憂鬱

ヘアブラシ わたし
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 明日は事務パート。
この宝塚カットでの出勤を思うと、本当に鬱。
花山さんあたりが突っ込んで来るかもしれない。
お世辞にも、素敵とは言えない髪型。
男前だね!なんて言われることを想像しては凹む。
触れないで欲しいけれど、ここまでの変化にスルーされれば逆におかしな髪型だと思われている気もする。

 学生時代から、髪を切った後、友人らと顔を合わせるのが憂鬱だった。
新しい自分ではないが、変化に対する彼らのリアクションを見るのが怖かった。
教室に入る時、誰も私になんて注目していないのに、勝手に自意識過剰になり、ありもしない視線に怯えた。
陰で笑われてるんじゃないか、ヅラだとバカにされてはいないかーとか。
馬鹿みたいだけれど、本当に嫌だった。

注目を浴びることが苦手だ。
だから、大勢の前での発言も昔から不得手なのだ。

逆に、知人が髪を切った時もスルーしてしまう。
いちいち「切った?」
なんて、見たら分かるようなことを言うのも馬鹿げているし、気の利いたセリフも出ない。
「素敵だね!」なんて、見え透いたお世辞を言おうものなら体中がムズムズしてしまう。
こういうところがコミュ障なのだと思う。
ナチュラルに躊躇なく、声を掛けられる人もいるのだ。


分け目を変えてみたり、子のアイロンではねさせてみたり、また毛を引っ張ってみたりするがどうにもならない。
鏡の中、ダサすぎる私がいる。

今日はポスティング。
髪型が落ち着くまでは、人目につかないこちらの仕事だけしたい。





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わたし
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隣の芝生
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