卒業式の花束

花束
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 来週が卒業式。
受験も終わり、開放感に満ち溢れている子。気持ちの切り替えも出来て、友達とも毎日のように遊んでいる。早目の春休みといった感じ。

「卒業式の時、花束持って来て欲しいんだけど。」

 意味が分からず、親から子どもに⁉と思ったら、友達同士で交換するのだと言う。
今時はそうなのか・・と思い、花束はいつ買いに行くのか聞けば、既に予約しており卒業式の前日に取りに行くのだそうだ。
卒業式も、若者にとってはいかにインスタ映えするかなのだろう。予め予算は同額にしているようだ。そして小さなバルーンを花束に差す予定らしい。

ふと、子は友達に恵まれたけれどそうでない子はどうなのだろうと思い胸が痛くなる。友達がいない子だったら、またその親だったら・・
花束の数=コミュ力の高さなのだろうけれど、そうでない子にとっては嫌な風習だなと思う。
浮かれている我が子を前に、手放しで同じ様に喜べないのはきっと、高2の頃の行き渋りがあるからだ。あれが3年間続いていたのならきっと、卒業式だって修学旅行と同じく欠席したいと言い出したかもしれない。

 花束の交換や、馬鹿みたいなティアラをつけて卒業式の写真を撮り合うだろう我が子の姿に、子が楽しければそれで良いと思う一方で、何とも言えない気持ちを抱く。

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