チューター

ペンケース
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 子の塾ではチューターがおり、その殆どは大学生アルバイト。
先日、夏期講習を終え、チューターから電話が掛かって来た。
夏前に彼と子で話し合い、勉強計画を立てていたようだけれど。
学校でも宿題はそれなりに出ていたので、自宅では主に学校のワークばかり。
夏期講習は何となく通っている感じだったけれど、復習テストはボロボロ。
しかも夏の間、塾で子はチューターと一度も会わず仕舞いだったそう。
いったい何の為の塾なのか。塾代は馬鹿にならない。

「復習をもう少し重点的に行った方が良いかと思います。ご自宅で、スマホ時間を管理とかされてますか?」

「いや、してません。家にいる時はずっとスマホですね。学校の宿題をしている時も、少しやってはスマホで休憩という感じで。」

「今後、お母様の方でスマホの管理をしていただくことは可能でしょうか?こちらで決めた自宅学習時間はお嬢さんのスマホを預かるといった風に。」

「そうですね、娘と相談してみます。」


 チューターにはそう答えたが、実際子に話してみると心底うんざりした風に、

「げ!あり得ないし。あの人言いそう。ていうか、チューターって変えられないのかな。あんま好きじゃないんだよね。」

 彼のことを非難する。
私も実際に面談をしたことがあったけれど、生理的にというか、子がいまいちというのも分かる気がする。イケメンチューターだったら良かったのか。

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