ハッピーエンドは詰まらない

溝 わたし
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 秋の新ドラマ。
「いちばんすきな花」は、子どもの頃から2人組になれないをテーマにした話で、自分と共感する部分が多そうだったので楽しみにしていた。
でも、後半に進むにつれて、結局はハッピーエンドにおさまるんだなと感じるストーリー展開に気持ちが萎える。
以前はまった、「日曜の夜ぐらいは・・・」もそうだった。
結局、最後は仲良し3人組でカフェを開いてめでたしめでたし―的な。
宝くじに当たったりとか、非現実的でないのがドラマなのだけれど。
スタートの共感からぐんぐん離れ、もう別世界の住人らの話になってしまい、私にとっては詰まらなかった。
こんなご時世、不安しかない世の中だからこそ、ドラマに希望を持たせるのは良いことなのだろうけれど、ネガティブな共感で気持ちが安定することだってある。
私がそうなのだ。

 ハッピーエンドにがっかりする。
こんな自分の性格にげんなりもする。

今度のドラマも、2人組になれない主人公がどうなるのか。
なんだかんだ、2人組になれなかった者同士が繋がって、それ以上の関係性を育むーそんな話になるのだろうな。
私も、そういう人に巡り合って心を通わせられたらいいのにと思う。
家族がいるのに贅沢な話だーと、独身で本当の意味で孤独感を抱える人達からしたら、悠長な悩みに思えるのだろうけれど。

今、現実的な孤独感の薄め方。
まだ家族である夫や子と、もっと解りあえるよう努力すること。
勿論、子はいずれ巣立つから、夫と本当の意味で2人組になることを目指すのが一番の近道なのだろうけれど。
彼とは平行線。どうしてもある溝が深まらない。




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わたし
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