主婦の二度寝

卵 生活
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 専業主婦の醍醐味といえば、二度寝だ。
最近、パート面接が無い日は、夫と子を見送ったらすぐに布団に潜り込む。
一番幸せな時間。
まだぬくもりが残っているような、誰かに包まれているような、優しい時間。
横になりながら、スマホを眺める。
気に入りのブログや動画を一通り巡回したら、瞬く間に睡魔に襲われる。
そこからは、ウトウトまどろみ、沼に引きずり込まれるように眠りにつく。
怠惰な時間は、その渦中にいる時は幸福だけれど、目が覚めて現実の戻れば自分の不甲斐なさに罪悪感が募る。
このままで言い訳がないー、そう思いながらも気楽な習慣は私の心と身体を蝕んでいく。


 正午前に置きあがり、放置していた家事を始める。
洗濯機の中、洗い終わった洗濯物を取り出して干す。
最近はもう暑くなり、この時間から干しても夕方には乾く。
シンクにたまった皿やコップ、弁当を作った後のフライパンなど、3人家族であってもすぐに新しい食器を出す夫と子だから、まるで5人家族かと思うくらいに、シンクは溢れかえっている。

 掃除を終え、一通りの家事を終えると空腹で腹がぐーっと音を立てる。
何か食べられるものはないかと冷蔵庫を探るが、卵1個と納豆1パックくらい。
こんな時に限って、カップラーメンも在庫切れ。パンの買い置きくらしていおけば良かった。
冷凍ご飯が少しだけ残っていたので、卵掛けご飯にするか納豆ご飯にするか迷いに迷って、アホみたいだけれど一人あみだくじをし、結果、卵掛けご飯を食べることになった。
タッパーのご飯を温めた後、卵をそこに割入れ醤油をかけかき混ぜる。
タッパー飯は、ものの数分で食べ終わってしまった。

 さて、今晩のご飯は何にしよう。
仕事が無いと、なんだか食べることばかり考えている気がする。




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