父が転倒し、骨折した。
高齢なうえ、今はインフルも流行っているので自宅で静かに過ごしていたのだけれど、まさかの家の中での事故。
滑って転んで転倒し、そして骨折。
昨夜、弟から連絡があり、入院からの手術になるだろうと。
こんな時、なんだかんだで親と同居している弟を頼もしく思う。
いつもはパラサイトでどうしようもなく思っているのに、私も調子の良い人間だ。
今週は、パートは休むことにした。
事務パートの方は週一で入っているが、コールセンターは当日休んで文句を言われることもなく、人手が足りない仕事ではない。休みの連絡を入れても、「お大事に」とそっけない返事が返って来るだろう。
頭の中がパニックになり、よくない想像をしてしまう。
高齢者が骨折したら、そのまま寝たきりになり認知が酷くなることはよくある話。
父も病気を持っており、入退院はそれまでに何度も繰り返していたけれど、まだ下の世話を他人にやって貰う程に病状は進んでいない。
なんとか家族の力を借りながら、日々の日常をこなしていたのだ。
夫に話したが、まるで他人事。
義母が倒れた時はあんなに大騒ぎだったのに、嫁の親がどうなろうと知ったことはないのだろうか。
仕事を休んで送迎くらいしてくれるかもーなんて期待していた私が馬鹿だった。
結局、血の繋がりの中で何とかするしかないのか。
母に電話をするとパニックで話にならない。
なので、これから実家へ行く。これから入院手続きからの諸々、考えるだけで頭が痛い。
頭の隅っこには常にあった現実。
アラフィフにもなれば、介護は常に身近な問題なのだ。