草むしり

草 わたし
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 今日は、朝から自治会の草むしり。
普段の掃除よりも時間が取られるうえ、この猛暑の中で気が重い。
そして何より、自治会長らと顔を合わせるのが憂鬱。
この時期、選挙を控え、例の宗教団体が活発に動く時期なのだ。
会長らは某団体の会員で、選挙前にはがっつりマンション内を個々に尋ねて活動する。
チラシ配りだけではなく、ピンポンの突撃なのだ。
そしてその時期に何かしら自治会の活動があれば、誰彼構わず声を掛けてくる。
本当に気が重い。適当に交わせばそれで良いのだろうけれど、あのグイグイ前のめりに来る感じがきつい。

草むしりに出るだけでも憂鬱だ。
このマンションに長く住む私だが、どのコミュニティにも入っていないので、黙々と作業をするしかない。
誰が見ている訳でもないけれど、なんとなく視線が痛い。
先日の掃除で、例の幼稚園ママはいないか目で探したけれど、どこにも見当たらなかった。
まだ子どもが小さいから参加を見合わせているのか、それとも主人の方が出ているのか?
どこへ行っても私と同じようなひとりものを見付けられないのはなぜだろう?と考えれば、きっとそういう人は引きこもっているから。
私のような、中途半端な引きこもり体質が一番疲れるし、自らそういう立場に持って行っている時点で空回っていると言える。

 変に真面目。それが自分の長所なのか短所なのか、50年も生きて来ていまだ分からない。

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