買い物帰り、本屋をぷらぷらしていた。
何となく、資格コーナーへ。
簿記3級の勉強、子の受験も終わったことだし本腰を入れないとなと思っていたところ、隣に親子連れが。
子どもは小学生くらいだろうか。かの有名なアルファベットが大きく縫い付けられたリュックを背負い、親も仕事帰りなのかパンツスーツ。こんな小さな子どもが何か資格でも取るのだろうかと思っていたら、親子の会話が始まった。
「今度はどの資格取るの?」
「うーん、お仕事で必要だから、今度は簿記1級かな。FP2級も取ろうかな~これは一か月もあれば取れそう。」
「英語のお勉強は?」
「英語はオンラインだけで今はいいかな。あなたの受験もあるし。」
簿記3級の問題集を持っていた私。それを書店棚に戻すタイミングを失う。
自意識過剰だろうけれど、こんな資格を取ろうとしているのかーとこの通りすがりの親子に思われるのが恥ずかしかった。
問題集を手にその場を離れ、うろうろとその親子がいなくなるのを待つ。
ようやく誰もいなくなったところでそっと問題集を返した。
ふーっとため息をつく。
私よりも10は年下だろう母親。きっと仕事も正規でバリバリこなしているのだろう。有名大学を出て、キャリアを捨てず結婚し子育てもして・・
いけないいけない、悪い癖がまた始まった。
私は私。
気持ちを入れ替えて、仕事探しと勉強だ。
