厄年だから・・

タクシー後部座席
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「厄年だから・・」

 子が今年になってからよく使う台詞。
もう何度目か。
一昨日から喉が痛いと訴えており、のど飴を舐めてみたり、花粉かもしれないとアレルギーの薬を飲んでいた子。
だが、夕方から目がウルウルしていたので熱を測らせると、37.5度。微熱。
寒い寒いと言うので、さっと風呂に入れた後、布団に湯たんぽを入れて寝かせるとぐんぐん上がる熱。
夜には38度台。
だが食欲もあり、何が食べたいか聞けば唐揚げ。うどんを用意していたのだが、お腹が減ったときかないので唐揚げはさすがに辞めたけれど、チキンの照り焼きを出したらぺろっと平らげた。
朝になれば熱もおさまるかもーと思いつつ、子も熱以外は元気だと言う。
ただ、月曜からの学校に行けるかどうかーそればかりを心配していた。
月曜は、始業式。休む訳にはいかないと。

 病院へ行き、検査をした。
こういう時、免許を持ってなくて申し訳なく思う。
しんどそうに呼吸をする子、タクシーを呼び乗り込む。
運転手に行き先を告げると、ちょっとだけ嫌な顔をされた気がする。
感染症かもしれない人間を乗せるリスク、もしもうつされたら休業しなくてはならないのだから。


「頭が痛い・・」

 子が辛そうに訴える。
こういう時にかぎって赤信号ばかりでなかなかスムーズに進まない。
しかも、自転車だったらもっと近道があることを思い出し、わざわざ遠回りをしてメーターを上げているのではないかと不安感から運転手に対して苛立ちを募らせてしまう。
ようやく病院に到着して検査。

「インフルだったら、学校って月曜は無理かな。」

「分からないよ、それはお医者さんに聞かないと。」


 こんなに辛いのに、そのことばかり気にする我が子。
よほど2年のクラスが最悪だったのだろう、そのトラウマからか、今度こそという気持ちが大きいのだ。
だが今は、体が一番大事。

「じゃあ、結果が出たらお呼びしますね。」

 隔離された待合室で、子は不安そうに身をすくめている。
その間も、頭が痛いを繰り返す。


「インフルエンザですね。」


 やっぱり厄年。
可哀想な我が子。
登校許可は発症から5日後、且つ、解熱から2日までとされている。
なので、月曜の始業式は欠席ということが確定。
代われるものなら、代わってやりたい。

 

 

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