クラス替え結果

下駄箱
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 ピークは過ぎて、寝床でようやくスマホをいじれるようになった子。
まだうどんくらいしか喉を通らないようだけれど、熱も下がり一安心。
だが解熱後2日経たないと登校はNG。

「ばれなければいいじゃん。午前だけだし。」

 今朝も、起きて早々駄目元なのか私に訴えて来た。
私だって、クラス替えのある今日、欠席ということが子にとってどう影響するのかと思うと胸が痛いけれど、それも運命なのだ。
今後迎える受験だって、ベストコンディションで受けられるかどうかも運。
人生は、そんな運と選択の連続だ。

 始業式、登校して昇降口に貼られているクラス分け表。
「当たり」のクラスではしゃぐ生徒達ー
クラス発表後の教室内。
あの独特な、物凄い勢いで出来上がるグループ。
出来立ての人間関係は、腹の探り合いから始まる。
ファーストインプレッションは、見た目や誰それ繋がり。
ここであぶれると後々「そういう人」認定されて浮いたまま一年過ごすことになるか、もしくはグループから弾かれた子が寄って来てくっつくか。
グループになんとか入り込めたとしても、一緒に過ごすうちに感じる違和感。
ピタっとはまることなんて皆無で、だから自分と合いそうな人をどう見極めるかが大事。

 「やった!友達いる!」

 子がスマホを見て歓喜の声。
ラインで友達からクラス表の写真が送られて来たようで、仲の良い子がいたようだった。
その知らせを受けてほっとしたのか、今はすやすや眠っている。
もしかしたら、昨夜は殆ど寝れなかったのかも。
取り敢えず出だしはOK、良かった。


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