交際費減

贈り物
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 夫から、そろそろ手配してくれとお歳暮送付先リストを渡された。
こういう時、自営業の夫を持つ妻だということに身が引き締まる。
ただ、送付先の数が年々減っていることに気付く。
取引先が減ったということだ。
このまま、お歳暮を贈る相手もなくなるのではないかと不安が募る。
自営の仕事は今年もギリギリの中、なんとか年を越せそうだけれど。
貯金を切り崩しながらだが、生活は出来ている。勿論それは、義実家の援助金があってのことだけど。
それだって、借金に変わりないのだから、いずれは返さなくてはならない。



 お歳暮ー、だいたい3000円~5000円の間で、主要取引先はMAXの5000円。
社員が多い取引先には仕事合間に摘まめるものを。個人経営の取引先には、ハムや酒や調味料。
デパ地下を回るのは楽しい。そして、自分のものではなくても大金を使うことになんだか高揚感。
事業用のカードは私は使えないので、ひとまず生活費用として使っている私名義の家族カードから。
後日、清算してもらうことになっている。
デパ地下には、お金を持っていそうな老人がわんさか。平日の日中、裕福な老人は病院ではなくデパートをたむろしているのだ。

 買い物が済み、ストレス発散出来た。
手当なんて出ない仕事だけど、夫の仕事を手伝っているという達成感もあり、胸がスッとした。


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