扶養調整

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 事務パートの方で、年内は多く出て欲しいと突然の依頼。
花山さんが、扶養内の調整をしたいと休みを申し出たそうだ。
これ以上働けば、130万の壁をオーバーしてしまうと言う。

「芝生さんは、扶養の壁とか関係無いんですよね。申し訳ありませんが、今月と来月、花山さんのところをカバーして貰えませんか?」

「そうしたいところですが、私ももう一つの勤務先がありまして・・」

 やんわり断ると、米田さんがあからさまに不機嫌な顔。
そして、


「そうですか。そうなると、出勤時にはどうしても仕事量が増えてしまいますがご了承下さい。」


 そして今日、覚悟はしていたけれど、思う以上の仕事量が。
あれもこれも、処理しきれない。ただでさえ花山さんが殆ど仕切っていた業務を私が?
無理だ、無理。
あのデキル彼女ですら、不満をこぼしていたのだ。
もしかしたら、そのまま辞めてしまったりしてーと嫌な予感。
明日はダブルワークで明後日また事務パートだけれど、雪だるま式に業務が増えていることを思うと逃げ出したい。



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仕事
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隣の芝生
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