意思固く

結晶 わたし
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 今日は、N恵とのランチ。
一番高いコースを奢ってくれると言ったN恵だが、私が断ってもどこか響いていない感じ。
むしろ、ただ遠慮してるだけだと思っている。
遠慮ではなく、嫌なのだ。
どう断ろう。お金が厳しいからなんて言ったら、実母に筒抜け。
だからといって見栄を張って1万円なんか出せない。3000円だって厳しい。

 ちょっとでも稼ぎたく、今週は天気が悪く雨がポツポツといった日でもポスティングをしたくらい。
それでもランチ代3000円にはならなかったのだが。
久しぶりだし、ある意味親戚付き合いという体での交際費ということで、ATMから1万円引き出した。勿論、これを全部使う気はない。
頑なに断って、彼女の性格だからそれでもごり押しして来そう。流されないようにしなくては。
だが伝え方を間違えれば、亀裂を生んでしまう。
私にとって、N恵はママ友の代わりでもあり友達の代わりでもあり姉妹の代わりでもある。大事な存在なのだ。そんな彼女を怒らせたくない気持ちと、だがけじめはちゃんとつけなくてはならないという気持ちで揺れている。

 楽しみだったはずのランチなのに、憂鬱。
なんとか穏便に過ごせますように。

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