取らぬ狸の皮算用

狸 仕事
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 今週の面接2件。
正直、手応えがあった。
子からアドバイスされた通りにメイクをしたお陰か、なんだか自分が自分でないような不思議な感覚。
メイクは武装とはよく言ったものだ。


ーExcelなど、基本的な操作は出来ますか?


「前職はIT企業でしたので、基本的なことは出来るかと思います。ただ、関数などは会社によって使う種類や頻度も違うかと思うので、実際業務に入ってみないと分からないことも出て来るかもしれませんが、その都度勉強したいと思っております。」


ー事務の経験はありますか?


「独身時代、契約社員ですが一般職として勤務しておりました。また、結婚後は、短期で事務サポートを経験しております。また、前職ではデータ登録やファイリング等の事務的作業を任されていました。」


ーご主人の自営の手伝いとはどんなことをされていますか?


「手伝いなので、あくまでも簡単な事務作業です。経営に関しては、他社員がしておりますので私は関わっておりません。書類整理や帳簿をチェックするくらいです。」



 帳簿の確認は嘘ではない。吉田さんが経理全般引き受けているけれど、彼女から少しだけレクチャーして貰い、簡単な小口くらいは付けている。これを帳簿チェックと言って良いのかは分からないけれど・・
ただ、変にスキルがあると思われるのは怖い。それで失敗したのだから。


ー土曜出勤は毎週可能ですか?


「はい。娘も高校生なので可能です。残業も18時くらいまでなら大丈夫です。」


ー応募が多数来てますので、選考の結果は来週になります。採用の場合は直接お電話でご連絡いたします。


 そんな具合に、面接は2件終わった。
私にしては、スラスラ言葉が出て、まるで自分じゃないみたい。
少し、自信たっぷりな感じにうつったかもしれない。それがマイナスに取られなければいい。


 なんだか、受かる気がする。
もし両方から採用の知らせが来たらー、採用されたい方の会社から先に結果を知らせて欲しい。
そうすれば、さらっともう一方にはメールで辞退出来るから。
捕らぬ狸の皮算用にならなければいいけれど。


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