一軍アクセサリー

アクセサリー わたし
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 パート先でのこと。
業務に追われ、ミスをしてへこみ、ふっとトイレへ行き手を洗う。
鏡の前にうつった自分がとっても疲れた顔でこちらを見つめており、嫌気がさすこの頃。
ただ、お守り代わりに身に付けているピンクゴールドのネックレスを目にすると、若干気分が上がる。
これは、結婚後に購入した本物のジュエリー。小さなダイヤモンドとパールが施された、アラフィフにはちょっと甘いデザインかもしれないが、女性らしいデザインのネックレス。
私が持っている、唯一、本物のジュエリー。


 地味顔の私。
服装もいたってシンプル、オフィスカジュアルもプチプラ店のものばかり。
なので、手持ちのアクセサリーで変化を楽しんでいる。
そのどれもが偽物で、冠婚葬祭用のパールもイミテーション。
300円ショップや雑貨屋、フリーマーケットで買ったもの。
安くても、お気に入りのものは何点かある。
地金ではない指輪やブレスレット、素材は安物だが、仕事中にキラキラが視界に入るとなんだか癒される。

 今、私の一軍アクセサリーは、清水の舞台から飛び降りる思いで購入したピンクゴールドのネックレス、それに、引っ越し前のママ友がプレゼントしてくれたイヤリングを何種か。
これらは一度落として悔しい思いをしたことがあるので、自転車に乗る時は付けないのだけれど。
それとキラキラビーズのブレスレットとジルコニアの銀メッキのリングがスタメン。

 一軍アクセサリーを身に付けると、シャキッと仕事スイッチが入る。
本物も偽物も、私のテンションが上がればそれでいい。
嫌なことばかり、だけれどー、もう少し頑張ろう。
そんな前向きさを与えてくれる、大切な宝物達だ。




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