若者言葉

ネオン 仕事
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 「私、陽キャなんで~」

 花山さんの口癖だ。
それを、微笑ましく見ているのは部長や課長の男性陣で、米田さんや木佐貫さんら女性陣はうざったそうにしている。
花山さんが休みの日、とうとう2人が悪口を言い合っているのが耳に入った。

「陽キャってね・・あの年でそれ言う?笑」

「いやいや、ありえないですよ。しかも職場ですよ?っていうか、仕事、舐めてますよね。」

「私さ、陽キャとか陰キャとかって言葉、大嫌いなんだよね。アホっぽくて。」

「分かります、分かります。あれ、なんなんですかね。最近の若い子の、”それな”って言葉も”風呂キャン”とかも。」

 作業をしながら、2人の会話が自然と耳に入る。
前日は仲良く花山さん交えてランチに行っていた癖に、女性の怖い部分をこうして目の当たりにすると、やっぱり私は一人の方が気楽だなと思ってしまう。
そして、同感。我が子も時々そういった若者言葉を使うことがあり、なんだかなぁと思っていたのだ。だけれど、それこそ”わかりみが深い!”のに、ただ聞いているだけで会話に加われない自分はきっと、か若者言葉で言えばもれなく”陰キャ”なのだろう。




 


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