「幸せフロー」という言葉が頭の中をぐるぐる回り、まるで踊り疲れたバレリーナのようにぱたりと倒れた瞬間に目が覚めた今朝。
私は家族に誕生日をお祝いしてもらっており、家族といっても夫と子ではない、なぜか実両親と弟の4人でカジュアルなフレンチレストランのテーブルを囲んでいた。
目の前に、ケーキの上に小さな花火が乗ったデザートが運ばれ、Happy Birthday と皿の上にチョコペンで記されており、夢の中の母も父もまだ若く溌剌としており、だが頭の隅で私は夫と子の存在を確かめていた。
夢の中で母は、何度も「幸せフロー」という言葉を私に向かって投げ掛けていた。
どういう意味なのか、夢から覚めても意味が分からず、ねぼけまなこのままスマホでその意味を検索してみた。
そんな言葉が実際存在するのかどうかも分からないけれど、なんだかお告げのように思えたからだ。
現に、幸せフローという言葉は存在しなかったが、「幸福」と「フロー状態」という言葉は存在しており、その二つが合わさって意味合いをなしていた。
フロー状態とは、自分の好きなことで持っているスキルを磨きながらより自分のレベル以上の高みを目指し、作業に没頭していくこと。
我を忘れて日常の外にいるような錯覚をおぼえる程にそれにのめり込む状態で、分かりやすい例で言えば、研究職や芸術家などはフロー状態に入りやすく、コンフォートゾーン(安全領域)に辿り着く直前のギリギリの挑戦と達成できるか否かの不安定な状態に陥った瞬間、それを味わうことが出来るというのだ。
フロー状態が起きるのに比例して、幸福度や充実度が高まるという。
ただリラックスして悩みなく日々を安穏と過ごすだけでは人間は満足しないということだろう。
お告げのように感じた今朝の夢を思い、今週もやっていく。
今日は、コルセンパート。
なんだかアポが取れるかもーと前向きな自分がいる。