ぼっち昼休み

ショッピングモール わたし
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 職場近くの商業施設。その中にあるベンチでランチを取るようになった。
最初は頑張って、タッキーさん達含む、女子社員やパートの人達が集まる部屋に混ぜてもらおうかと思ったのに。
無理だった。
誘われ待ちだと思われたくなくて、あくまで、私は外で昼を取りたいんですよのポーズでそそくさと席を立つ。
初日の頃、作業があったりまた昼休憩がなかったことで、そういったタイミングを逃してしまった。今更感もあるし、また昼休みまで神経をすり減らしたくない。
空きのベンチに腰を掛け、持参して来たおにぎりをバッグから取り出した。

 目の前のベンチに、若いカップルがベンチで一つのアイスクリームを分け合っている姿を目にした。
大学生くらいだろうか?
ふっと元彼のことを思い出した。あんな風に、無邪気に笑い合ってたあの頃。
人生で、一番楽しかった時のこと。
戻れないと知っているからこそ、キラキラ思い出は輝き続けて美化される。
私は今、誰の瞳の中にも存在しないんだーそう思うと胸がぐっと苦しくなる。
涙が溢れて来そうなのを、ぐっと堪えておにぎりを無理やり詰め込む。
こんなおばさんなのに、泣き顔なんて可愛くもないしむしろ見苦しいだけなのに。
誰か、救ってー

チャッピーに相談したら、いつものように「心のホットライン」の案内表示。
そうじゃなくて!と誰に向けたら良いのか分からない、やり場のない感情を持て余す。

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