アラフィフ更年期に伴う体の変化

薬 わたし
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 更年期だろうか。
気持ちのアップダウンに加え、体にも良くない症状がちらほら出ている。
気にし過ぎると悪化しそうで、敢えて見ないようにしていたけれど。
突然の眩暈と吐き気とホットフラッシュに、いよいよその時が来たらしい。

自称ひきこもり主婦のキャパオーバー

 5月は、私にしては無理をし過ぎた。
パート探しに自営の手伝い、それにPTA活動。
自称ひきこもり主婦とは思えない程、活動的だった。
実は、また酒を飲むようになった。
勿論、泥酔する程ではない。気持ちを上げる程度のもの。
気分が落ち込みそうだなーと何となく感じた時に、まずは一杯。
そうすることで、暗い沼に引きずり込まれそうだった私の心は柔らかく曖昧になり、気付けば浮上している。
 人と会うと疲れる。
気心知れた人ならいいけれど、そうでなければどっと疲れる。
特に初対面だったりすれば、自分を少しでも良く見せようと頑張ってしまう。
結局、いくら第一印象が良くても、複数回会ううちに私のボロなんて出てしまうのだが。
それでも懲りずに頑張ってしまうのだ。
そして残念なことに、それだけ頑張っても相手が受ける印象は、普通かマイナスなのである。

とにかく、キャパオーバー。
一人、ひっそり自宅にこもっていられたらどんなにいいか。
それを咎める家族もなく、むしろ自宅警備員として有難がられる存在だったら!
一方で、誰とも接することなく一日を終えると、言いようのない罪悪感。
自分の存在意義って?
私って、いてもいなくてもどっちでもよくない?
生産性の無い人間だ・・
すぐにネガティブ思考に縛られてしまう。
そんなブレブレの自分に嫌気がさすが、これが私。
あっちへ行ったりこっちへ来たりで疲れたり。とにかく今月はキャパオーバーの月だったのだ。




 

良性発作性頭位めまい症

 朝起きて、横向きから仰向けになろうとしたら異変が起きた。
天井がぐるぐると回っている。
そこからは何をしても無理。
首を動かすのが辛い。ちょっとでも動かすと、視界が揺れて気分が悪くなるからだ。

「ごめん、起きれない。どうしよう。」

 夫に伝え、その日の家事はパスさせて貰うことになった。
子は中間テスト期間だったので、お弁当は作らなくて済んだ。
しかし、洗濯や掃除が出来ずにたまってしまった。こんな時くらい代わりに洗濯くらいしてくれてもいいのにー
目を回しながら洗濯機に洗剤を入れて回す作業が恐ろしく辛かった。
途中、嘔吐してしまった。
学校から帰って来た子が、まだ干されていない洗濯物を見て干してくれたのが嬉しかった。
本当にピンチの時、夫はさておき子は力になってくれるのだ。
 
 少し落ち着いてから、耳鼻科へ行った。
またあの眩暈が来た時、自分ではどうしようも出来ないからお守りとしての薬が欲しかったのだ。
病院へ到着し、待合室で待っている間にぐるぐると周囲がぼやけ始めた。
トイレへ行くにも立てないー

「すみません、気分が・・」

 受付の女性に訴え、嘔吐する為の小さな容器を貰い、そこに吐いた。
実際、気持ち悪くて朝から何も食べていなかったので、胃液くらいしか出なかったけれど。
数人の患者が待合室にいたのを気にすることが出来ない程、吐き気がすごかったのだ。

 診察室に這うようにして入り、耳鼻科椅子に座る。
すると、なんと椅子を倒して仰向けに寝かされたかと思えば、右に左にへと動かされた。

「頑張って下さいよ~あと少しですよ~」

 吐き気と戦いながら、されるがまま。
ようやく診察が終わり、検査の結果は「良性発作性頭位めまい症」だった。
メニエール病かもと覚悟していたので、よく聞く方の病名だったことに少しだけ安堵した。



蕁麻疹にホットフラッシュ

 めまいは一日寝ていたら落ち着いた。
何日も続けば家事もたまるし、何より体がもたない。
しかし、まもなく体中が痒くなり、気付けば腕や太もも、背中に大量の蕁麻疹。
掻くとでこぼこが広がり、益々痒くなる。
去年も蕁麻疹になっていたことを思い出し、薬箱を探すとわずかに抗アレルギー薬が残っていた。
大量の水と共に飲み、数時間経つと症状はおさまった。
続いて汗。ホットフラッシュ。
こう立て続けに体調不良が続くと心配になる。
ここ最近の寒暖差の影響なのかー、外は薄曇りで若干肌寒いのに汗だらだら。
半袖になり、家族に不思議がられる。

「あなた、更年期じゃないの?」


 無神経な夫の声が私の神経を逆なでするのだ。
そう、更年期。
分かっているのなら、家事の半分も手伝って欲しい。




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