パート主婦初出勤の心構え

オフィスビルのエントランス 仕事
スポンサーリンク





 いよいよ新しい環境に飛び込む私。
引きこもりといいながら、ここ最近はパートもいくつか変えたりと頑張っている。
その頑張りを神様が認めてくれたのか、ようやく手に入れた「座ったまま出来る仕事」だ。
持病があるので、体力を奪う仕事は長続きしないし、そもそもアラフィフに差し掛かる頃。
なんとか長く続けたいと思う。


パート初出勤の持ち物

 これまでも、パート初出勤には気を遣った。
持ち物は、基本的なもの。
一番大事な、入社書類。これを忘れてはならないから記入が済んだらすぐにクリアファイルに入れて通勤バッグに入れた。
また、筆記用具にミニノート、スマホにハンカチやティッシュ、それに水筒やお昼ご飯など。
今度の職場は、なんと社食がある。バイトでも使ってOKとのこと。
ただ、雰囲気が分からないし、一緒に食べる人もいなければ微妙かもしれない。

初日は一応食べるものを持って行くつもり。
流れで誰かとランチーなんてこともあるかもと淡い期待。
なので、食べなかったら持ち帰り出来るパンを2つ程持って行くつもりだ。
あとは、エチケットのミント系タブレットー、それに溶けないチョコレート。
チョコレートなんて食べる余裕などはないだろうけれど、これは疲れ切った帰り道で食べる分。
なんだか遠足前の子どもがリュックにあれこれ準備しているような、そんなワクワクした気分。
これまでのパートとは違い、明らかに浮かれている自分が可笑しい。


初日の挨拶

 今度の職場がどんな雰囲気なのかは、初日に知ることになる。
一番大事なのが、初日の挨拶。
この挨拶で私の印象が決まるし、ここでしくじると後々やり辛い。
爽やかに、明るく。
鏡の前で、笑顔で挨拶の練習。
もしかしたら朝礼なんかあったりしてーと、独身時代の職場を思い出す。
朝礼で、お偉いさんが私を社員に紹介するかも。
挙動不審にならないように、何度も何度も挨拶の練習をする。
子の懇談会どころではない、私の人生が掛かっているのだ。

「ご紹介にあずかりました、芝生と申します。何かと皆さまにご迷惑をお掛けするかもしれませんが精一杯頑張りますのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!」

 この台詞を、皿を洗いながら、洗濯を干しながら、掃除機を掛けながらー100回以上練習した。
女優になったつもりで。



イメージトレーニング

 あとはイメージトレーニング。
あの綺麗なオフィスで働く自分、マインドを高めて行く。
もう一度、Excelのおさらい。
仕事内容は、データ入力の他に社員の雑用や受付といったところらしい。
雑用とは何なのかは分からないけれど、それは入社してから説明してくれるという。
そんなに難しいことでもないから大丈夫と言われた。

 不安は、ある。
こんなおばさんに務まるのか。
実際、自営の手伝いも中途半端に終わった私。
企業の求めるスキルに見合うのか?
簡単のレベルは、実際そうではないかもしれない。
でも、今はそんな杞憂は取っ払って、どうにかなると自分を鼓舞する。




タイトルとURLをコピーしました