休み明けのストレス

段ボール わたし
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 休み明けの今日は、フリータイム。
夫も子もそれぞれ仕事や学校へ行き、ほっと一息。
このままのんびりしていたいところだけれど、実際はそうもいかない。
ポスティングしなくてはならないチラシがたんまりあるのだ。
もう一つの仕事が決まるまでの腰掛けとして始めたこのバイト、地味にノルマがきつい。
自分のペースで出来るし、ルールさえ守れば誰からもあれこれ言われることがない。
人との接触もない。そのメリットに惹かれて応募したというのに、段ボールで届く大量のチラシを前にすると、気持ちがズドンとその重さ分落ちる。
雨の日が続けば、その段ボールが家の中を占領し、嫌でも目に入る。

「いてっ!!なんだよこれ、邪魔だな。」

 リビングの隅に置いていたのだが、夫がそれに躓き苛ついた声を出す。
苦し紛れに始めた隙間バイト、次の仕事が決まるまでは月に1万でも稼げるのならと藁にも縋る思いで始めたが、もう嫌になっている自分の性根の無さにうんざりする。

 憂鬱な理由は、ポスティングする際、通りすがりの人々の視線やバッタリ住民と鉢合わせした気まずさ、挨拶をしても無視されるだけではなく嫌な顔をされるストレス。なんだか悪いことをしている気になるのだ。
人と関わらない楽な仕事だと思っていたのに、こうして人に対しビクビクしながら配布しなければならないことは大きなストレスとなっている。
それに、新しい地区だと、配布前に地図を頭に叩き込まなくてはならず、元々地図が読めない女なので、これがまたきつい。
地図上では楽に配布出来そうだと思い、いざ現地に行けば、袋小路になっていたりと自転車で回るのにも苦労する。出来高制なので時間に追われることはないけれど、だからこそ自分ペースで配布をすれば稼ぎはかなり少なくなってしまう。

 今日は休み明けだから家でのんびりしていたかったし、パート探しをしたいのに。
やらなければならないことが一つあるだけで、どっと疲れてしまう。
金曜までに配布を終えなくてはならない。この〆切も地味にストレス。

 ストレスのない仕事なんて、ない。
文句はここで吐き出し、終了。
外は五月晴れだし、サイクリングだと思い頑張ろう。



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わたし
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