過去の自分に苛つく。
過去といっても、ついこの間。数日前の自分だ。
冷蔵庫の中を覗くと、なんでこんなもん買ったんだ?と思う一方で、なんであれ買ってないのよ!と腹ただしい。
物凄く疲れていて、今日は何も作りたくないーだから夫も子も好きなカレーにしようと思うけれど、そういう時に限っていつもはストックしているカレールーが無い。
代わりに、餃子の皮と豚ミンチ。いやいや、そういう気分ではない。いちいち具材を刻んで皮で包んでなんてやってらんない。
それでも数日前には、食べたい作りたいと思って買った材料なのだ。
じゃあ丼ものでもーと思い、鶏肉も卵もあるからと冷蔵庫から出すけれど、肝心の玉ねぎがない。
なんていうか、あと一つ材料があればという・・
生姜焼き用の肉があったので生姜焼きにしようと思ったら、今度は絶対必要なしょうががない。
もう面倒臭くなり、それで十勝の豚丼を作ろう。あれなら夫も子も好きだし丼だから楽が出来るーそう思って準備をするが・・今度は砂糖が小さじ1杯分くらいしかないという。
あー、もううんざり。何もしたくない!過去の自分を殴りたい気分。
もうどうでもいいやと大量に余っているグラニュー糖を使った。子が友チョコを作るのに使った余りだ。
出来上がり、何も言わずに2人に出したけれど、気付かない。
なんだ、気にしていたのは私だけ。なんだか一人でワチャワチャから回っている今日この頃。
些細なことで苛々しがち、余裕を無くしている自分がもどかしい。
過去の自分
