8月も終わる。
気付けば、夏らしいことを一個もしていない。
子が、プールや海、浴衣を着てお祭りに行くのを見届けたくらいで、私自身は何も。
強いて言えば、夏祭りの手伝いくらいか。あれは確かに夏らしかった。
ちょっと寂しい。
子が幼い頃、あんなに面倒だった夏の行事。
もっと楽しめば良かったと、過ぎ去った今だから思う。
海をもう何年も見てない。
ふと、海岸に足を運びたくなるけれど、実際に電車を乗り継ぎ行くのは億劫だし、夫とドライブなんてあり得ない。夏の海は眩し過ぎてアラフィフの私にはきついけれど、秋や春の海は気持ち良いだろうなと思う。
思い付いて、出し忘れていた風鈴を窓辺に吊るす。まだまだ暑いから、窓を換気で開けた時くらいしか音色を聞くことは出来ないけれど、涼し気だ。
すいかくらい、食べようか。
母にすいかを買って以来、手に取っていない今年。
縁側でもあれば、すいかを食べながら線香花火なんてしたりして。
そんな妄想をしつつ、結局すいかを買わずに終わる夏なんだろう。
