ソロ回転寿司

寿司 生活
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 仕事も家のこともー、色々な鬱憤がたまりにたまり、どうにかガス抜きをしたく寄った回転寿司。
もっとお洒落なカフェやイタリアンレストランとかもあるけれど、今日はとにかく寿司を食べたい気分だったのだ。
この間まで、まったく食欲が湧かずに体重激減、それが一転、今度は過食期に突入した。
若い頃からそう。私のメンタルは食欲を乱す。

実は、一人で回寿司店に入るのは初めてだった。
カウンター席に通され、両隣にはサラリーマンらしき男性と学生風の若い男性。
もっとゆとりのある席が良かったけれど、ランチタイムのテーブル席は、家族やママ友、職場の同僚など複数人で来店する客が優先されるのは致し方が無い。

まずは、大好きないくら。一皿一貫という100円寿司であっても割高感が特別なランチに思えて嬉しい。
ビールも勿論。
今日は仕事であんなに嫌な目に合ったのだから、自分へのご褒美だ。
夫の稼いだ金ではなく自分のパート代から支払うランチ代なのだと思えば罪悪感も薄れる。
タッチパネルで注文するのも気軽で良い。
いちいち忙しそうな店員を呼ぶのも気が引けてしまうタイプの私にとって、このタッチパネルはある意味誘惑の塊。

サーモンや貝、海老などの普段は食卓にあまり出ないが私の大好物のネタを頼む。
ビールも3回程注文し、ほろ酔い。
すっかり気持ち良くなり、時計の針を見れば既に15時近い。
スマホでネットニュースや気に入りのブログ、それに動画を観ながらの一人寿司タイムは、とても貴重でリラックス出来た時間だった。

明日も頑張ろう。
なんだかんだ、誰に気を遣うでもなくこうして一人気ままに贅沢する時間が私のガソリン。
これがあるから頑張れる。

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