遅ればせながら、子がバイト先で歓迎会をしてもらったらしい。
イタリアンのお店で、友達の紹介で入社したこともあり、すんなり馴染むことも出来て順調な日々。
夏休みなので、シフトもガンガン入れて、サークルやら遊びやら朝から晩まで家にいない。
歓迎会は、居酒屋だったという。その後は流れでカラオケ。
バイトメンバーは、店長を含めてパートさんやフリーター、それに学生バイトで10人いるかいないか。写真を見せてもらったが、皆、和気藹々として楽しそう。良い職場に恵まれたんだなと思う。
「アットホームでいいとこだよ。でさ、このママがめっちゃ面白いんだよね~」
写真の中、私と同世代?くらいの女性を指す子。
皆から、「ママ」と呼ばれ慕われているという。いかにも、「お母さん」という感じでその笑顔は太陽のように明るい。肝っ玉母さんというか、何でも相談したくなるような、そんな雰囲気が写真からも伝わった。
ただ、子の口から聞く「ママ」に胸の奥がチクリとした。
子にとってのママは、世界で私一人だけだよね?
ママって呼ぶのは私だけにして!なんて実際言ったら、子はどんな顔をするだろう。
言えやしない。ただ、寂しい。
ママはひとり
娘