高校生のお小遣い

財布
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 子から、小遣いUPを求められた。
現在、月に5000円。それに+してスイカに5000円チャージしている。
スイカの分は、水筒のお茶が足りなくなったり小腹が空いた時、また急にお金が必要になった時に使う為のもの。
しかし、最近寄り道が増えた子。
先日、夫から貰ったスタバカードはもう残高が無いという。




主婦より小遣いが多いJK

 私には小遣いなど無い。
しかし、まったく自分のことに使わないという訳ではなく、必要な物ー化粧水や下着などの消耗品は家計から購入している。
ただ夫のレシートチェックを意識して、安いものばかり選んでしまう。
この間は、1枚250円の下着を買うのに30分も悩んだ。靴下も然り。嗜好品ではない必要不可欠な消耗品だというのに。
 本やちょっとしたコンビニスイーツ、それに激安スーパーで買うお酒やごくたまにのランチ代や洋服雑貨など。
それは、内職やパートでコツコツ貯めて来た虎の子から。それも残りほんの僅かなので、本気で仕事を始めなくてはならないけれど。
それもあり、最近では物欲も薄れている。

 しかし、年頃のJKの頭に「節約」なんてワードは存在しない。あれもこれも欲しいと物欲の塊だ。
先月私が自分の為に使ったお金は、1500円いくかどうか。それもおひとり様GWで楽しんだ分だ。
それに対し、子は1万円弱使っているはずなのに、それでも足りないと言う。
お昼はお弁当だって持たせているし、文具や雑貨やスマホ代なども家計から賄っている。
要するに、遊ぶ為のお金だ。

「高校生の平均小遣いは5000円だよ。スイカにだってお金入れてるじゃないの。」

「でも、靴下とか自分で買いに行きたいし。」

「こないだママが買ったのは駄目なの?」

「あー、あれは家で履くよ。」

 3足1000円の靴下が嫌なのか、ブランドのワンポイントが刺繍されている1足1000円の靴下が欲しいのだと言う。それを3足買えば3000円。母親の私は190円の靴下で満足しているというのに。


付き合う友達レベルで変わる小遣い事情

 PTAをやっているお陰で、体育祭の時、子がつるんでいる友達を見掛けた。





同じクラスで化粧が濃く、グループの一人はピアスを付けていた。
校則では禁止だったはず。
明らかに、子は派手目のグループに属していた。
それが少しショックだった。子がどんどん私の知らない世界に染まっていくようで、それが取返しの付かないことにならないかという不安。
たかがメイクやピアスーそれでも、昭和の古いタイプの人間からしたら、不安なのだ。
 私の世代も、アムラーだとかガングロだとかルーズソックスとかあったけれど。
それに比べれば、美白命世代のJKは際立ってギャルっぽい訳でもなく、ちょっとセクシーだなと思えばK-POP好きな健全女子だったりするのだけれど。
 要するに、親のお金を気にせず娯楽にガンガン使うーそれも周囲に付いて行く為ーというのが納得いかない。
お金だけではない、気遣いが出来なくなりつつある。
母親が栄養バランスを考えて一生懸命作った夕食を平気で残したり、朝は洗面台で長時間前髪をセットして家族の邪魔になっているという意識が無かったり。
しかも、洗面台はびしゃびしゃで髪の毛だらけ。せめて落ちた髪の毛をティッシュでまとめて捨てるくらいしなさいと叱ったら、不貞腐れた。

 話は反れたけれど、JKの小遣い事情。
足りない分は、バイトでーなのだろうか。
それとも、小遣いを必要としない、友達もいない、真っ直ぐ帰宅の方が安心出来るのか?といえばそうでもない。
なんだかんだで親の私も子に贅沢を求めている。
健全で素直で、極普通のお金のあまり掛からない友達と付き合って、勉強も頑張ってーとか。
夫婦だけではない、親子も合わせ鏡なのかもしれない。

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