連休恒例行事

飛行機 家族
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 当たり前のように、大型連休のどこか一日は義実家訪問が常。
今年のGWも然り。
だが、年々と子を含む姪っ子や甥っ子もプライベートが忙しく、仕事をしている姪っ子などはやっとの連休で恋人や彼氏と過ごしたいだろうに、この恒例行事に参加を求められる。
ただただ、ウザイ。

 一番は、義姉ら3人姉妹。
彼女らが集まりたいのなら、勝手にやってくれたらいいのに、やたらと皆で集まりたがる。
義両親が体を壊してからその頻度はやや少なめになったけれど、それでも電話が掛かって来るのだ。
私は、子の学校生活や自分の連休明けの仕事のことなどで頭が一杯で、今は頭も体も休めていたいのに。
義姉から連絡があり、日程調整をしたのだけれど、子は友達との約束がいっぱいで行けそうもないと伝えると、


「カズに聞いたけど、最後の日は空いてるでしょう?」


 夫に事前にそれとなく確認をしていたのだと知る。
連休最終日なんて、きっと子は精神的に落ちているだろうし、私も初出勤前日なのでそういう気分ではない。


「いや、多分もう予定入ってて。カズヒロさん、把握してないと思います。」


 電話を切った後、子に伝える。


「うん、面倒臭いし行かない。」


「じゃあ、そういうことでパパにはうまく言ってよ。」


「はーい。」


 子は、友達と遊びに行くということで口裏を合わせた。
だが、私は逃げられない。子と一緒に留守番していたいのが本音。


夫は、私がこんなに義実家訪問を煩わしいと思っていることなど想像だにしていないだろう。
そして、私の実家のことはどう思っているのか?
一度、実家が引っ越したばかりの時は、珍しく顔を出そうなんて言っていたけれど。
今は、自分の仕事のことや資格試験のことで頭が一杯で、嫁の実家のことなどどうでも良いのだろう。
実際、行きたいと言われても困るのだけれど、ここまで無関心だとそれはそれでモヤモヤするのだ。


 連休が台無し。
ゆっくりしたいGW、なぜ気を遣いながら愛想笑いをして過ごさなくてはならないのだろう。
世の中の嫁達は、大方そんな思いを抱えながら過ごしているのだろうと思うと、少しだけ一人じゃないと救われる。



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