ブランクありアラフィフ主婦の履歴書自己PR

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 夫の仕事を手伝うことになり、これ以上うだうだしていられず、パートの応募も再び本腰を入れなくてはと、これまでの履歴書を書き直すことにした。
とはいっても、学歴や職歴までは変えられないけれど。
自営の妻での肩書については、職歴に記載するのは経歴詐称になる気がするので、自己PR部分に使うつもりだ。

アラフィフおばさんのExcel勉強

 MOSのテキストは、なんとか一冊終えた。
試験は、受けなかった。
そういう部分が私の詰めの甘さだけれど、受験料が1万円もするのだ。
高い、無職の私には高すぎる。
落ちたら1万円をどぶに捨てるようなものだなーと、落ちる前提で考えてしまう辺りがネガティブ思考満載なのだけれど。
私なりに、1日1時間は学習すると決めて取り組んだだけ、良しとする。
実際、テキスト無しでExcel機能を使いこなせる自信なんてまったくないし、覚えた端から忘れて行く有様。
絶対参照と相対参照の意味もあやふやなままだし、SUM以外にも数えきれないくらいの関数がある中で、IFやらVLOOKやら、訳が分からない。
独身の頃使っていたExcelなんて、結局誰かが最初に作成してくれていた雛形に入力していただけで、自分で一から作成する難しさ。
オフィスワークに憧れを抱きつつも、PDFって何?どうやって作るの?レベルのおばさんなのだ。
そんな使えないおばさんだけれど、今からだって遅くない。
理解して記憶する能力が格段に下がるのと反比例して、アラフィフおばさんは図々しくも図太く、そして根拠の無い自信があったりもする。
勉強する習慣が出来ただけでもテキスト代は無駄にはならなかった、そう思うのだ。


簿記の勉強

 再び、簿記の勉強もしてみた。
これは、YouTube動画をひたすら視聴した。
自分でも驚く程興味がわかない分野であっても、もう後がないという焦りもあって、今回は投げ出さず最後までやり遂げた。
自営の妻としても、最低限必要な知識になるかと思うし、基本的な経理で使う用語を知っておくだけでも違うと思う。
もうすぐ吉田さんから引継ぎを受ける際、ちんぷんかんぷんでまったく使い物にならない自分を露呈するのは恥ずかしいし悔しい。

 チャプターが20程ある動画を視聴し、それを百均ノートに自分の言葉でまとめてから以前購入したまま諦め放置していたテキストを引っ張り出し、解いた。
簿記は3級程度でも難しい。
一度は勉強した内容も、驚く程すっかり忘れていたりごちゃごちゃになっていたりで。
アラフィフの脳味噌は石よりも固い。
若い頃のように柔らかく、スポンジのように新しい情報や知識を吸収するのは難儀である。
情けないことに、正答率は微妙なものだったけれど、それでいいのだと自分の中でハードルを上げ過ぎないよう意識し続けた。
完璧を求めると、結局途中で息切れしてリタイヤの流れになるのが目に見えているからだ。

 一度でも脳味噌に入れた知識は、いずれどこかで出会った時に「初めまして」にならない。
それが大事なのだと思う。
なんか聞いたことあるような・・・が重なり、それが一つに繋がった瞬間の爽快感を期待している。



履歴書作成アプリ

 手書きよりも、PCが使えることをアピールする為に、履歴書作成アプリを使うことにした。
ネットで調べながら行ったので、物凄い時間が掛かった。
だが、手書きの履歴書と違い、間違えて修正テープを使う必要もないし、また何度でも書き直せる。
一番は、写真。
写真はデータさえあれば、何回でも使い回せるのでお財布に優しい。
いったん作成すれば、後は日付と提出する企業に合わせて中身を少しだけ変え、印刷するのみ。
お金だけではなく、時間と労力の節約にもなるのだ。
試しにコンビニでプリントをしてみたが、後で修正箇所に気付いて損をしたのが私らしい。
プリント代も嵩めば馬鹿にならないので、今後はきちんと確認してからコンビニへ行くとしよう。




取り柄無しアラフィフおばさんの強み

 私には、これといった学歴も職歴もないし、資格欄も空白。
皆が普通に持っているような自動車免許すらない。
なので、それをカバー出来るような「何か」を面接官に伝えなくてはならない。
よって、自己PR欄に何を書くかが肝であり、よくよく精査しなくては。

 座って出来る仕事がいいーなんて馬鹿正直に書いたら、ただ楽をしたいだけだろうと不採用の道まっしぐら。
だからといって、PC使えます!なんて書くのも怖い。
そもそも、「基本的なPC操作」というのがどの程度のレベルを指しているのかが謎。
企業が求めるレベルよりちょい上くらいのスキルで入社出来るのが望ましいけれど、それは入ってからでないと分からない。
企業が求めるスキルと私の持つスキルに大きな差があった場合、後に苦しむことになるのは私自身だ。
だから正直に、伝えたい。
データ入力、この仕事は人気があるようで、たまに募集があっても物凄い人数の応募者が殺到する。
なので、+α、背伸びし過ぎず自分に出来ることを伝えたい。

取り柄のないおばさん主婦の強みは何だろうーそれを踏まえた上での自己分析が大切なのだと思う。


自己PRに厚みを持たせる為の実績

 仕上がった履歴書を見て、悪くないーそう思えた。
自己PRには、夫の自営を手伝っているので基本的なPC作業は出来ると記載。
また、独学でExcelや簿記の勉強をして来たこと、これについては短期間だけれど頑張った。
そして、惣菜パートや工場パートで培った決められた期限までに仕上げなければならない作業で必須な集中力やチームワーク力。
清掃では、黙々とひとり集中して作業に打ち込んで来たこと、詰まらないプライドなどないこと。
これらはすべて真実で、だから「実績」といえる。
企業からみれば、それこそカスのような経歴で、もっと若くてやる気もあって、更にすごい経歴の応募者もいるかもしれない。
だが逆に、そこまでの能力を求めていない企業だってある。
パートという立場を弁え、更に真面目で忍耐強く、そして詰まらないプライドなど持たずにやるべきことを誠実にこなしてくれそうな人材。
要するに、「マッチング」がすべてといえばそれまでなのだけれど。

これまでオフィスワークだからーと、PCを使う仕事以外での経験は敢えて不利になるのではないかと記載して来なかったけれど、それも含めて私という人格が伝わるのなら、すべてさらけ出さないと。

 書き直した履歴書が吉と出るのか凶と出るのか分からないけれど。
とにかく、試行錯誤しつつやっていくしかない。


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