夫と買い物

トイレットペーパー 生活
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 週末、夫がいる日は重い物や嵩張る物ー、主に米とか調味料、トイペや洗剤等、ドラックストア巡りをする。
これが、肉体的には楽であっても精神的にとても疲れる時間。
その際、大量の酒やカップ麺や嗜好品としてのつまみや菓子類も買う夫。
家計を任せられたけれど、いまだ思うよう黒字転換しない我が家。
夫は文句を言う割に、私に家計管理をさせた途端、これまで自分の財布で買っていたものも躊躇なく生活費から出させようとするのだ。

 買い物かごは最低2つ。
カートの上下に置いて、まずは日用品諸々を買う。
夫は自分用のヘアワックスやその他、男性用化粧品などもぽいぽいとかごに入れる。
その値段を見て驚愕ー私の乳液より高価。
財布の中にある金で足りるかどうか、冷や冷やしつつ何となく頭の中で買った物の小計をしなければならない。これも、疲れる原因だ。


 少しでも安いものーと、買う商品は決まっていても店内をうろうろしてしまう。
そういう私を見て、夫はいつも苛々する。


「何やってんの、ふらふらしてみっともない。」


 夫から、早くしろのプレッシャーが強く、逆に委縮してしまい思うような買い物が出来ない。
選んだ商品をダメ出しされる時もあるのだ。
最後にレジ。ここでももたもたしてしまう私。
ポイントカードが無い、探しても見付からず、財布の中のレシートがバラっと落ちる。


「あー、何やってんの、まったく。」


 レジ店員も苦笑い。あたふたしつつ、結局ポイントが付かない事態に。
夫はうんざりしたように後ろでため息。


「買い物に行くの分かってるんだから、カードくらいちゃんと整理しとけよ。それに、レジ並んでいる間にカードの準備とか出来るだろう?なんで自分の番になって、会計ですの時に慌てて財布開く訳?段取り悪過ぎ。」


 昔から、仕事だけでなくこういった生活面でも要領の悪い私。
そんな私に苛つく夫。
苛々されると更に焦るから失敗するの繰り返し。

夫との買い物は、疲れてしまう。

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