40代主婦の職探し

新宿ビル 仕事
スポンサーリンク

 最近、求人サイトを見てピンと来たところに応募し続けている。
といっても、「応募」ボタンをぽちっと押すだけだけれど。
それでも、私は自分の変化を感じている。
ここ数年で、「取り敢えず行動を起こしてみる」という変化。

 以前の私は、ぐだぐだ出来ない条件を並べ、今ある環境に変化を起こすことに消極的になっていた。
この、求人サイトの応募ボタンを押すという行為にすら、拒否反応を示していた。
だが、一度その世界に足を踏み入れてしまえば、なんてことはない。
トライ&エラーを繰り返すうちに、どうやら耐性が出来たようだ。
そして、我が子が努力して勝ち得た、高校受験からの合格という結果に肩を押されるように、私も挑戦しなくてはという思いがどんどん膨らんでいる。


座って出来る仕事へのチャレンジ

  は?何言ってるのあんた?

 そう思われるかもしれないけれど、今度目指す仕事の第一条件が「座って出来る仕事」なのだ。
要するに、デスクワーク、オフィスワークというやつだ。
身体的に、立ち仕事は自分に向かなかった。
精神面ではなく、体質的に無理なのだ。続かない。
何を甘えたことをーと言われるかもしれないけれど、そんな条件を目指せるのも40代である今がラストチャンスのような気がしている。

オフィスワークの求人数の少なさ

 希望する「座って出来る仕事」については、そもそもヒット数が少ない。
土日休み希望ーなんて贅沢な条件はチェックしていない。
都内なので、もう少し求人数があるかと思ったけれど、実際は思うよりも少ない。
以前の私は、求人サイトの画像に「アットホームな会社です!」のような自分とは毛色が違う人々の掲載を目にするだけで、応募を却下していたのだけれど、もうそんなことは言ってられない。
座って出来るだけで有難い。

オフィスワーク求人が求める経験者と未経験者

ー未経験者歓迎!

 これが当てはまるのは、まだ20代そこそこの可愛い女性なのだと思う。
私のような年輩女に求められるのは、通常、それ相応のスキルや経験。
それが無ければ、鈍感力。また、主婦ならではの細やかな気配り。
そして一番大事なのは、余計なプライドを削ぎ取ること。

 以前、短期パートで事務正社員のサポート業務をしたことがあるのだけれど、とにかく何でもイエスマンに徹した。相手がだいぶ年下であっても理不尽な指示をされても受け入れる。
そう、「お母さん」のように。
本当に短期だったので、嵐のような一か月だったけれど、あの時の経験は無駄ではなかったと思っている。
 


自己PRは自分を過大評価すること

 とにかく、利用出来るものは何でも利用してやろう。
そう腹をくくったら、何でもやれる気がしている。
まず、独身の頃、契約ではあったがいくつかオフィスワークを経験している。
実際のところ、能力的に付いて行けずに1年ちょっとで辞めてしまったもの。
また、仕事を教えてくれる先輩が情緒不安定な女王様気質で、そのご機嫌に振り回され、限界を迎えたところもある。
ただ、それについては馬鹿正直に伝える必要はない。
こちらにとってメリットだったことのみピックアップし、アピールした。
また、結婚し子を産んだ後の短期パートについてもだ。
結局、何かスキルを得られた訳でもなく雑用ばかりでもあったけれど、あの繁忙期にどうにか最後までサポート出来たこと。指示されたことに対し、真摯に対応したこと。
そこは、十分アピールしてもいい部分なのではないだろうか。
工場や清掃については、オフィスワークとは掛け離れているので特に触れず、とにかくPCに触ること、これに抵抗がないことをアピールした。
 また、これらに加えて、夫の自営を手伝っているーということも伝えた。
これは採用担当者も興味を持ったようで、突っ込んで聞かれたけれど、濁しつつもプラス印象に働くように努めた。
結局、ダメ出しされて中途半端だった書類作成や、お中元の手配だとかの雑用諸々。
あれを「経験」と言うのはおこがましいかもしれないけれど、職場によってはマッチングすることもあり得るのだ。
 少々自分を過大評価している風でもあったけれど、それを文章化して送信。どんな商品だって、売る時はメリットしか伝えない。嘘ではないのだから、後ろめたさを感じる必要はないのだ。

 そして、そのアピールが効いたのか、なんと面接まで辿り着けた!


面接突破の壁は厚い

 その結果が昨日。
残念ながら・・・

 正直、ショックは大きかった。
いつも面接では手応えらしいものを感じずにいた私。
清掃パートも工場パートも、どこかで私でなくても採用されていたのだろうな、と思っていた。
たまたま、応募して来たのが私だけだったーというような、消去法での選択。
それが今回は、面接の時間があまりにも和やかで、しかも私自身に興味を持ってくれているような、そんな空気がその場にはあったのだ。
 残念なあまり、今はその詳細を書く気力が無い。
なんだか、好きな人に振られた気分。

 仕事内容も、基本はファイリングとデータ入力だということで、黙々と出来る業務だったので魅力的だった。
そして、女性は今回2名雇うということで、それも心強かった。
3名だと、絶対私があぶれることになるけれど、2名ならば工場の時のような「頼もしい同期」が出来るかもーとどこかで淡い期待も抱いていたのだ。

 仕事内容まで詳細に説明されたし、またいつから働けるか?というようなこちらの希望も聞いてくれたことで、期待はどんどん高まり、採用された夢まで見る始末。
しかし、実際のところ、残念な結果となってしまった。

何度でもチャレンジすることを誓う

 諦めないー
 まだ、始まったばかり。
捨てる神あれば拾う神もありー、そう信じて突き進むのみだ。
止まってしまえば、見える景色は変わらないけれど、歩みを止めなければ、いつか自分が理想とする景色に出会えるかもしれない。

 前向きに、今日も求人に応募する。
しかも一つだけではない、複数社、平行しつつ頑張ろうと思っている。

タイトルとURLをコピーしました