新聞代

新聞 生活
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 日曜の折込チラシ、求人広告は案外穴場。
ネット応募が当たり前の最近。新聞を取らない人々も多く、その情報はネットで事足りる。
なので、折込の求人を手にする分母には限りがあり、だから採用の確率も上がるのではと思っている。
朝、家族の中で一番に起床した私。
新聞をポストから取り出し、求人広告だけ引き抜くと、後からゆっくり読みたいので小さく折って手帳に挟んだ。

家計管理をしていると、新聞代も固定費としているのだけれど痛い出費だと気付く。
夫は仕事柄、新聞を定期的に何紙か取っている。
忙しい時期は、その新聞が読まれないまま山積みとなる。
私は新聞が苦手で、読んでも頭にあまり入って来ないしネットでの情報収取で事足りるので、スーパーのチラシなどを見るくらい。
月々2万円弱、この折込チラシに支払っているのかと思うと、いくら広告の品を買いあさったところで元は取れない。
一番は、そのすべてに目を通すことが元を取るということなのだろうけれど。


 もう夫が読まないだろう新聞の山を片付けていたら、叱られた。


「それまだ読むんだから捨てるなよ。」


 そう言いながらも、一週間、二週間経ってもソファーやローテーブルにどさりと置いたまま。
新聞はかさばるし場所を取るので、家の中がそれだけで雑然として見える。
なので、新聞専用にストック出来る箱を用意し、その中に放り込んでおくことにした。
しかし、その箱もすぐに満杯になる。
満杯になれば、古紙回収に出したくなる。
一か月以上経って、ようやく夫も読むことを諦めてくれるのだが、それまで綺麗な読まれない新聞をストック入れに入れる作業もストレスがたまる。金をどぶに捨てているーそんな感覚に陥るのだ。
読む時間が無いのなら、せめて一誌だけに絞り、後は必要な時にコンビニで買えばいいのに。
以前はそうしていた夫だけれど、自営を始めたことで経費になるとか云々で定期購読にしたのだけれど。
正直、赤字経営では経費で落とすという概念はまったく役に立たないのではないか。

求人広告からの応募で職が決まれば、新聞代の支払いも多少は納得出来るものになるのだけれど。



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