首相官邸へのメール

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 我が家は一人っ子。
大学進学までとすれば、500万は準備が必要だとされる。
しかし、現実には足りない現況。夫が事業などしたせいだ。
今更それについて何を言おうがどうしようもないのだけれど、今回の国の政策が発表された時、モヤモヤした。

子ども3人?兄弟が2人いるいないでの子どもの不公平。
やりたいこと、させたいこと、それはどの家庭だって平等にあるし、子どもの人数でその子の人生経験値が変わるなんて乱暴だと思ったのだ。
勿論、今回のこの政策は、少子化対策であって子育て支援対策ではないというのは分かっているつもりだけれど。
我が家はまだ一人っ子だから500万。これが2人だったら1000万円。
あり得ないだろうと、首相官邸宛てにメールを送った。ご意見箱というやつだ。
これが反映されるか分からないけれど、いてもたってもいられなかったのだ。

大学もピンキリだ。
無料なら、どんなレベルの大学でも入れてしまえという風潮になるのでは?
それに、我が子は無償化対象外なのに他所の子の為に大学進学費用を支払うなんて、どうにも納得がいかない。極めつけは、高校の扶養控除減額ーもうやめてくれよこれ以上。


 それから数日後、実はこの政策にはカラクリがあることを知った。
子ども3人いたとして、その年齢差での恩恵格差。
長子が成人すれば、子ども2人とカウントされる仕組み。
三つ子でも産めというのか?かなり限定される。
上げてから落とす―的な。
ぎりぎり対象外になりそうなら浪人すればいいのか?
そして、この政策に心動かされ子どもを3人以上これから産む家庭はどれだけいるのか?
18年後も、この制度は続く確約はあるのか?


 多くの疑問。そして不満。
それをどこにぶつけたらー、無意味かもしれない。
それでも動かずにはいられなかったのだ。
無機質な送信完了ボタンに、結局、形だけのご意見箱なのだろうなとため息をついた。
分かっている。少子化対策を最優先でやらなくてはならないことは。
毎年80万人も人口が減っている現実。
でもー、今、現実に生きている私達が切実に必要としているのは「減税」だ。












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