結局、ご褒美のスタバは妄想に終わり、自宅で凍らせておいたバナナを食べた。
節約になるしヘルシーだから、最近私の中でブームの食べ方。
我に返る。やっぱりこの仕事、無理かも。
ずーっと、入力。というよりも、ある間違いを探し、修正する作業。
この数が膨大過ぎる。
単純作業なのだけれど、いちいちその工程が面倒臭い。
マウスでスクロールをする動作が多く、指の指紋が薄くなるのでは?と思う。
しかも、私のデスクは決まっているのかいないのか?たまに、協力会社の人が来るらしく、その人が出社の時は、私はちょっと離れた誰もいない島の一角にあるPCスペースで作業をしなくてはならない。
それがもう、孤立というか、これは窓際族なのか?メンタルがやられる。
黙りこくったまま、ずっと作業なのだ。
そして、この状況に既視感を覚える。
IT企業でサポート事務をしていた時だ。
電話すら置かれていないので、外線を取ることもない。
今思えば、あんなにうざったかった外線すら懐かしく思うのだ。
A課が作業場から見えるので、花山さんが楽しそうに米田さんと会話をしているのが見えた。
あんなに悪口を言っていたのに、パート仲間だった私が離れた途端、また取り入っている。
そして、あんなに居心地が悪かった場所ですら、女性達の楽しそうな笑い声が聞こえてくる度、こちらの課との空気の差が際立つのだ。
朝から佐藤課長は部長含めて役職会議で不在。なので、残った男性社員や若手は和気藹々としている。
外部である協力会社の人は、もうこの課を何年もサポートしているのか、丸さんとあだ名で呼ばれている。小太りメガネで色白の、だがゆるキャラのようなおじさんだ。
そんな彼が、羨ましくて。あぁ、辞めたくなってきた。
気持ち悪い仕事
週3パート事務