師走の家計簿

アドベンドカレンダー 生活
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 気付けば、師走。
しかし、子の救急車騒ぎやパートや夫の自営業の諸々に巻き込まれ、もうずっと師走なみの慌ただしさだ。
昨夜、家にあるカレンダーの全部をめくった。
最後の一枚。あぁ、もう一年経ったんだなと感慨深く思う。
カレンダーのクリスマスらしいイラストにほっと和んだのも束の間、やっぱり心がずんと重いのは日々ストレスにさらされているからだ。

 今月から家計簿作成は私の仕事。
これまで夫がしてきた振り分けを見ながら、大体の予算を立てて行く。
やり繰り費ー、これまで私が渡されていた分は食費や日用品、それに雑費。
これはこのまま固定にしておくとして、問題は都度出費のもの。
毎月ではない医療費や、歯医者や交際費、それに子の学校費用など。
年払いにしている保険料が、今月かなり引き落とされる。
そして今、頭を悩ませているのは子の冬期講習代。
これがまだ一年生なのに家計を圧迫しているのだ。受験年になったらどうなることやら。
辞めさせる選択肢はないので、別のところを削るしかないにしても、これ以上どこを削ったら良いのか考えると、やはり、やり繰り費とイベント費からになるのだろう。

クリスマスには子にプレゼントを買わないとならないし、また壊れているかもしれない子のスマホ。
これについてはまだ夫に相談していない。
それと、今は事業に忙しく控えている夫の趣味費ー、バイク関連費。
要するに、夫の小遣い枠に関してなのだが、そこも切り込まないと貯蓄出来ない。
本当に、独身時代の貯金からの捻出なのか?それを知るには、仕事での収入を把握しなくてはならず、ただそれは今は赤字だというから、これまで夫がつけてきた家計簿の情報に頼るしかないのだ。
夫も仕事に加え、今は資格の勉強で忙しく、毎朝私より早く起きて勉強をするようにもなった。
今は殺気立っており、必要以上に会話出来ない状態だけれど、落ち着いたら色々と言及しなくては。


 ため息が出る。
パートは辞めたいけれど、そうは言っていられない現実。
いや、もう一つくらい掛け持ちしなくてはならない現実。
十何年も専業主婦をしていた過去の自分を恨む。
私は、なんて愚かだったのだろう。




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