電話を待つよりも、メールの通知が来る度にドキドキしている。
面接を受けた直後は、なぜあんなに自信満々だったのか。
その自信は、月曜が終わる頃にはどんどん萎み、もう不採用であっていいから早く結果を知りたい。
そうすれば踏ん切りもついて、今週の求人に応募出来るから。
メールは、その殆どがダイレクトメール。私には必要のない情報。
その中にもしかしたら紛れ込んでいるかもーと、すぐにたまる履歴にざっと目を通すけれど、なしのつぶて。
メールの受信箱を開くのは久々。なぜなら、数少ない知人とのやり取りはラインに移行しているからだ。
家事をしながらは勿論のこと、自転車で買い物へ行く時、信号待ちでもチェックしてしまう。
レジで会計を待つ間もー
まるで、別れた恋人からのメールを待っている感覚。
ほんの少しの期待が、私をがんじがらめにするのだ。
メールチェック
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