夫婦の温度差

エアコン 生活
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 私と夫。性格も違えば趣味趣向も違う。
お金の使い方も違うし、価値観も違う。
しかしこの頃ではそういった違いより、我慢出来なくなってきたのが「温度差」だ。


 夫は極度の暑がり。この猛暑だと、気付けばエアコンが20℃設定。
もっと若い頃は、18℃設定にされたこともあった。
夫在宅の時は、あまりにも寒くて長袖を出さなくてはならない始末。
子も夫に似たのか、女子の癖に暑がり。
夫が不在の時は、外の気温が25℃前後なら大抵エアコンは付けないのだけれど、子はぶうぶう文句を言う。

「あっつい!ねえ、エアコン付けていい?」


 私は換気もしたいので、朝から晩までのエアコン使用は勘弁して欲しい。
それに、冷え性なので体調も悪くなる。
エアコン時間が長ければ、喉が痛くなるし頭痛も起きるし、ちょっとした倦怠感すら感じる。


「パパがいる時は涼しいのに。ほら見てよ、暑いから肌にニキビ出来た。」

 
 今日は、朝から割と涼しくエアコンの必要性を感じないのに子は騒ぐ。
昨夜も夫がエアコンを夜通しつけていたことで、夜中に寒くて何度か目が覚め、寝不足だ。
長袖を着て布団をかぶって、それでも寒い。
そして、なんだか喉が痛い。
一つ屋根の下、共に生活をしていく中での温度差。
その差が縮むか広がるかは、夫婦の歩み寄り、加えて互いの妥協点を慮ること。
それに尽きる。



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