社交性と交際費

おもちゃ
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 来週から学校が休みになる子。
入試期間だからだ。

もうあれから1年経ったのかと思うと感慨深い。
やきもきしながら、一日中落ち着かなかった。
試験を受けるのは私ではないのに、まるで自分が受けに行くような感覚。
前日はロクに眠れなかったのがこの間のことのよう。

「みんなでディズニー行こうって話が出ててさ。」

 クリスマスに遊びに行ったばかりなので、子も心なしか気まずそうだ。
だが今回は中学時代の友達とで、それはクリスマスに一緒に行った子とは別枠。
交友関係が一気に広がりつつ、昔の友達も大事にしている我が子に嬉しい気持ち半分、戸惑い半分。
金遣いが荒くなりメイクが濃くなったのも心配だ。
この寒いのにスカートも短過ぎて、夫も目のやり場に困っているようだ。


「でも、お金はどうするの?」


「やっぱり、駄目?」


「は?お年玉たくさん貰ったでしょう?」


 まだ一年だからと大目に見ているけれど、遊び過ぎてはいないかと思う。
社交的と言えば聞こえはいいのだけれど。夫に似たのかもしれない。
友達が多ければ、どうしたって交際費が掛かる。
それに、流行りのものを買ったり食べたり、それこそインスタ映えの為に見た目重視の高価なパフェを食べに行ったり。
スタバも、学校帰りに週何回行っているのだろう。
お年玉を貰ったばかりで好き勝手に浪費しまくっている我が子が心配だ。






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